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2025年9月12日

企業様向け

採用動画は必須。でも“動画だけ”では不十分な理由

いまの学生や若手求職者は、まず YouTubeやInstagramで企業名を検索します。

そこに動画が出てこなければ、

「情報がない=ちょっと不安」
「他の会社は発信してるのに…」

と感じて、候補から外してしまうこともあります。
※これらは実際に学生の方たちに意見を伺ったものです。

つまり採用広報において動画は必須。

あれば良い!から、ないと良くない!に変わり、「動画をやらないリスク」は年々大きくなっています。

採用動画の役割

動画は、ただ「かっこいい映像」や「面白い動画」を作れば良いわけではありません。
採用広報での動画の役割は大きく分けて2つあります。

認知拡大の役割

  • TikTokやInstagramの短尺動画は、学生に偶然出会ってもらう場所。
  • 数秒で企業の雰囲気や人柄を直感的に伝える。
  • 「なんとなく良さそう!」と感じてもらうことがゴール。

理解を深める役割

  • YouTube等の少し長めで詳しい動画は、短尺動画では伝えきれない詳細の仕事内容や企業風土を伝える場所。
  • 「この会社で働くイメージ」を持ってもらうことがゴール。

動画だけでは“応募”に届かない理由

どれだけ動画で企業の雰囲気や人柄を伝えても、それだけで応募には直結しません。
学生・求職者は次に必ず「詳しい情報」を探します。

  • 選考フローや応募方法
  • 勤務時間・勤務地・休日
  • 福利厚生の条件や制度
  • キャリアパスや研修制度
  • 会社の沿革や代表メッセージ

こうした情報は動画よりも、文章や図で整理された形の方が理解しやすいです。

また、学生・求職者の方が必ずしも動画が好きという方ばかりでなく、最初からテキストでしっかりと情報収集をする方もいます。

受け皿(Webサイトやオウンドメディア)の重要性

動画で「興味を持った」学生が次に訪れる場所が、最終窓口=受け皿です。

ここで詳細を確認できるからこそ、応募につながります。

逆に、受け皿がないと「気になったけど情報が出てこない」で終わってしまいます。

その受け皿になるのが自社Webサイトやオウンドメディアです。

今では企業がWebサイトを持っていることは当たり前となりましたが、これもまた存在するだけでは意味がありません。

定期的に更新する、立ち上げから一定期間たてばリニューアルする等、常にその時の学生・求職者にあった(必要な)Webサイトが求められてきます。

プラットフォームごとの役割整理

各種SNS、自社サイトの役割をまとめると以下の通りとなります。

  • TikTok / Instagram → 認知拡大。短尺で雰囲気・人柄を伝える。
  • YouTube → 理解を深める。仕事内容や社員の声をじっくり伝える。
  • 自社サイト / オウンドメディア → 最終的な判断材料。詳細情報を整理して応募につなげる。

まとめ

  • 動画は必須(ないと不安に思われる)。
  • 動画には役割がある(認知と理解)。
  • でも動画だけでは不十分。最終的に受け皿(Webサイト・オウンドメディア)が必要。

このように動画+受け皿の両輪で初めて採用広報は機能します。

動画時代と言われる現在ですが、その動画も目的によって作り方・公開する場所を選定し、Webサイトも充実させていく、これが現在の採用活動に必要となっています。

キャリミナについて

キャリミナでは、企業の「入り口」になる短尺インタビュー動画を制作し、SNSや自社メディアで発信しています。

まだ自社を知っていない求職者に動画で雰囲気や人柄を伝え、より詳しく知りたいと思ってもらうことを目的としています。

動画と文章(Webサイト、オウンドメディア)の両輪を意識した採用広報サポートのご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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